T様R56 MINI エンジンチェックランプ点灯診断修理
この度はご入庫ありがとうございます。
エンジンチェックランプ点灯に関しまして診断しましたところ、
エンジンのO2センサーというパーツの不具合によるものでした。
こちらのパーツは、排気する空気にどれだけの酸素量があるのか測定する役割を
持っており、このセンサーの情報をもとにエンジンの混合気の量を決めています。
センサーは触媒の後ろに取り付けられております。
取り外すと煤で真っ黒でした。
新品パーツと並べています。
交換後、規定トルクで締め付けました。
エンジンの不調という事でしたので、スパークプラグの焼けにも影響しますので、
点検しましたところ、ちょうど使用限度でしたので交換させていただきました。
こちらも規定トルクで締め付けました。
話は前後しますが、スパークプラグの点検中に、オイル漏れを発見しましたので、
こちらに関しましても作業させていただきました。
スパークプラグが取り付けられている、プラグホール(左側)に
オイルが溜まっているのが分かります。
原因は、エンジンヘッドカバーのパッキンの劣化によるものでしたので、
パッキンの交換をさせていただきました。
上の画像はヘッドカバーを取り外した状態です。
ヘッドカバー裏側です。
端と中央の丸い部分にゴムのパッキンが付きます。
このような部品を交換しました。
交換後です。
O2センサーの交換とパッキンの交換後、テストランを実施し、改善されていることが
確認できましたので作業完了とさせていただきました。
ご入庫ありがとうございました。
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