この度はご入庫ありがとうございました。
エンジン警告灯の診断をさせていただきます。
上記のエラー内容で、「29CF」「2A37」「2A47」このエラーコードがエンジン警告灯
に関する内容になります。「29CF」3番シリンダーミスファイアから
診断させていただきます。
イグニッションコイルを取り外したら、三番コイルだけ違うコイルが入っておりました。
同時にイグニッションコイルに亀裂が走っておりました。
拡大図になります。この状態ですと、電極リークの原因になりますので交換が必要
となります。
同時にスパークプラグもかなり消耗しておりました。
拡大図になります。今回は交換せず清掃を実施しております。
早期交換をお勧め致します。
今回「29CF」3番シリンダーのミスファイアの原因のイグニッションコイル
全ての状態です。各所清掃を実施。3番イグニッションコイルの
交換作業に取り掛かります。
新しい部品と古い部品になります。
組付けた状態になります。
残りの2つのエンジン警告灯は
エキセントリックシャフトセンサーの不具合をチェックしている状態です。
センサーのコネクターに多量のエンジンオイルが溜まっておりました。
拡大図になります。この状態ですと導通不要や接触不要を起こし、エンジン警告灯
の原因になりますので今回清掃を実施致しました。
エキセントリックシャフトセンサーのコネクター内部になります。
今回は清掃を実施しておりますが、再度エンジンオイルが溜まるようでしたら
交換が必要になります。
作業が完了し、全て組付けが完了した状態になります。
組付け完了後専用テスターでエラーのチェックを実施。現在エラーはありません。
テスターでエラーを確認後ロードテスト30分以上実施。その後再度専用テスターでエラーのチェックを実施。不具合は改善致しました。
最後に、各所消耗品及び交換が必要な部品が出てくる年式になってきております。
この度はご入庫ありがとうございました。



















