K様 AUDI A6 冷却水警告灯診断レポート
80221 km
この度はご入庫ありがとうございます。
冷却水警告灯の診断作業に取り掛かって参ります。
加圧テストを行い、LLC漏れのチェックを実施。現状目視で出来る範囲では確認出来ませんでした。
テスターで診断した結果、ウォーターポンプ関連にエラーの入力がありました。
同時にラジエターホースの上下に温度差がありましたので、サーモスタッドの点検も兼ねてウォーターポンプを取り外して参ります。
ウォーターポンプにアクセス出来るように各ホース類等を取り外して参ります。
ウォーターポンプを取り外した状態になります。
こちらが取り外したウォーターポンプになります。
ウォーターポンプのガスケットの拡大図になります。
こちらのガスケット付近がLLCの漏れ跡の様な形跡がありました。
ウォーターポンプが付いていた、エンジン側の様子になります。
ガスケットが溶けておりました。
同時にサーモスタッドの開閉テストを実施致しました。
90℃以上に到達しても開閉はしない状態でした。
5分以上確認しておりますが、サーモスタッドは動かない状態でしたので、サーモスタッドの開閉不良と断定致しました。ウォーターポンプも今回同時に交換作業に取り掛かって参ります。
今回交換させて頂くウォーターポンプASSYになります。
その他のOリング、ガスケットも交換させて頂きます。
新しいウォーターポンプが組み付いた状態です。
規定トルクにて締め付けております。
復元作業の様子になります。
組付け作業完了後、LLCの真空引き、チャージ、LLC漏れのチェックを並行して作業させて頂いております。
負圧を保持している様子になります。
リークは無い事を確認しております。
LLC補充後、加圧テストも確認の為実施しております。
加圧を保持している事も確認しております。
作業完了後、テスターを使用してエラーの消去、チェックを実施。
完全にエラーがない事を確認しております。
走行テスト後、再度テスターを使用してエラーがない事を確認しております。
不具合は改善致しました。この度はご入庫ありがとうございました。






















