N様　PEUGEOT　308　

オイル漏れ等修理レポート　47762　km

この度はご入庫ありがとうございます。

オイル漏れの診断作業に取り掛かって参ります。

リフトアップを行い下廻り点検を実施した状態になります。

エンジン下部までエンジンオイルが垂れておりました。同時にLLCも漏れておりました。

LLCサブタンクが空の状態で入庫されております。

同時にタペットカバーガスケットからもオイル漏れがありました。

オイル漏れの拡大図になります。

タペットカバーガスケット、バキュームポンプ、エンジンオイルフィルターハウジングガスケットからオイルが漏れておりました。

追加項目でABSランプ点灯の診断もさせて頂きます。

テスターを使用して診断させて頂きます。

左フロントスピードセンサーにエラーが表示されていました。

消去出来ない状況でしたので、スピードセンサーの交換をさせて頂きます。

LLC漏れは、サーモハウジングケースから漏れておりましたのでこちらも交換

作業に取り掛かって参ります。現在エアクリーナ等を取り外した状態になります。

サーモハウジングケースが取り外した状態になります。

キレイに清掃を行い組付けて参ります。

 新旧比較したサーモハウジングケースの様子になります。

サーモハウジングケース交換後次にタペットカバーガスケットの交換作業に取り掛かって参ります。

 タペットカバーが外れた状態になります。

チェーンガイドのプラスチック部がわれておりましたが、今回は保留にさせて頂きます。

同時にバキュームポンプも交換させて頂きます。

エンジンオイルが垂れている形跡もあります。

キレイに清掃を行います。

新しいタペットカバーガスケットになります。

タペットカバーを規定トルクにて締め付けております。

バキュームポンプも同様に規定トルクにて締め付けております。

次にエンジンオイルフィルターハウジングガスケットの交換作業に取り掛かって参ります。

フィルターハウジングを取り外した状態になります。

ガスケットが完全に硬化しておりました。

新品と比較しても弾力が無い状態でしたので、キレイに清掃を行い組付けて参ります。

新しいガスケットになります。

 復元作業後、LLCの真空引き及び、チャージを実施しております。

負圧が保持していることを確認して（LLC漏れチェック）いる様子になります。

次に左フロントスピードセンサーの交換作業に取り掛かって参ります。

取り外したスピードセンサーになります。

新しくスピードセンサーを組付けた状態になります。

 作業完了後、ホイール締め付けを規定トルクにて締め付けております。

LLC,エンジンオイル補充後完全暖気状態で再度チェックを実施。

不具合が無い事を確認してテスターを使用してエラーのチェックを実施。

エラー消去後ロードテストを30分以上10キロ以上走行実施

ロードテスト後、再度エラーが点灯していないか確認しております。

エラーが無い事をここで確認しております。

不具合は改善致しました。この度はご入庫ありがとうございました。